関西万博について思うこと

私はとても万博を楽しんでいます。通期パスを購入して何度も訪問させてもらって、正直行かなかったら良かったと思うパビリオンは一つもなく、どこもこのイベントのために精一杯がんばってくれているのが伝わり、一つ一つがとても愛おしいと感じています。

万博ボランティアにも参加し、町で道案内などをして多くの人と交流が持てて楽しいです。

その中で時折残念な話を耳にします。

一つは車椅子枠の不正利用が後をたたないということ

 パビリオンの車椅子枠というのがあり、人気パビリオンでも予約が取りやすいので、健常者が無料なのをいいことに車椅子をレンタルしていて、本当に必要な人が来た時になくなっているという現状があるということ。

また、本来スマホなどで当日予約をできない人のために設置されている会場内の端末機が裏技として多くのSNSで紹介されたために、スマホでできる人まで殺到して、長蛇の列となって困らせているとのこと。

先日、私が参加している四柱推命の会に参加した時、一人の方が万博に行って感動して泣いたといっておられました。

話を聞くとパビリオンはポルトガル館一つしか入れなかった。

でもそれが素晴らしくて、会場内を歩いているだけでもわくわくして、大屋根リングに上がって感動して、もうみんなに自慢して回っているんだとか。

すこしずるいことをして、一つでも多くのパビリオンを回るのに必死になっている人と、この方とどちらが価値のある1日なのかなと考えてしまいました。

答えはきっとなくて、それぞれの感じ方だと思います。

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